ケーメックスでしか手に入らない! ドイツ・binder社の小型丸形コネクタ(その4)

2019/02/08

  • binder

売れ筋のパワーサプライ用丸形コネクタ「RD24」に新製品が登場!

こんにちは。日高です。binder社の小型丸形コネクタには、多種多様なラインナップがあります。今回は、そのなかでも弊社のお客様に大変評判の良いロングセラー商品についてご紹介したいと思います。
「RD24」(パワー693シリーズ)【★写真1】は、工作機械などのパワーサプライ用として重宝されている小型丸形コネクタです。感電しない安心・安全な設計で、価格もお手頃な人気シリーズです。VDE、UL、SEVといった規格(一部除く)を取得していることがセールスポイントで、海外輸出製品への組み込み用としても重宝されています。


【★写真1】binder社の「RD24」(パワー693シリーズ)。形状により、さまざまな対応を用意。

同シリーズには、形状がストレート型【★写真2】とライトアングル型のプラグ【★写真3】、また中継用のストレート型プラグ(P67準拠)やライトアングル型プラグ(P68準拠)、および同形状のレセプタクル(P69準拠)で、逆芯タイプも揃えています。

【★写真2】ストレート型プラグの一例。ケーブルコネクタ(オス)「PG9」。


【★写真3】ライトアングル型プラグの一例。アングルコネクタ(オス)「PG11」。



基本的なスペックは定格400V・16Aで、ネジ接続の4極(3+PE)と、定格425V・10Aでネジ接続/はんだ接続/クリンプ接続の7極(6+PE)があります【★写真4】。

【★写真4】RD24(パワー693シリーズ)の基本スペック。
ネジ接続の4極と、はんだ接続/ネジ接続/クリンプ接続の7極を用意。


なおレセプタクルについては、新製品としてセントラルロッキング対応のパネルマウント用も登場しました。こちらは筐体に開けた穴からレセプタクルを埋め込み、M25のバックナットでロックするもので、従来よりも取り付けがラクになります。この製品も4極(3+PE)と7極(6+PE)のオス【★写真5】/メスタイプ【★写真6】をご用意しています。



【★写真5】新製品のセントラルロッキング対応パネルマウント用レセプタクル(オス)。
写真は4極だが7極も用意。バックナットによるネジ接続が可能。

【★写真6】新製品のセントラルロッキング対応パネルマウント用レセプタクル(メス)。
写真は4極だが、オス型と同様に7極も用意。



このほかにも、φ8.6mmのケーブル(全長2m)が付いたハーネスタイプ【★写真7】のコネクタや、細いケーブルから太いケーブルまで対応するコネクタや、パネルマウントレセプタクル用保護キャップなどのオプション製品も取り揃えています。


【★写真7】ハーネス付きのコネクタ(オスタイプ)。ストレートまたはアングルコネクタで、メスタイプも用意。
ケーブル径はφ8.6mm、長は2m(4極、7極)。


「RD24」は、従来から人気が高い商品なのですが、新製品も追加されてラインアップも拡充し、従来より選択肢も増えています。ぜひ、この機会にコネクタ製品の見直しを検討されてみてはいかがでしょうか? 次回はM12のコーディング製品についてご紹介する予定です。それでは、また宜しくお願い致します。

お問い合わせ

関連製品

新着記事

戻る